東京音楽大学付属民族音楽研究所

2026年度公開講座No.4

13世紀イベリア半島のガリシアにおけるカンティーガスの世界

講座詳細 / Detail

開催日程 2026年12月5日(土)18:30(18:00開場)
場所 東京音楽大学 池袋キャンパス Bスタジオ
参加費 無料(先着150名)要申込(Teketより)
講師
  • 浅香 武和(ガリシア学士院名誉会員 Royal Galician Academy)
演奏
  • 中世・ルネサンス音楽ユニット TrouBour トルブール
  • 小坂 理江(歌、中世ハープ)
  • 上田 佳央(中世フィドル)
  • 立岩 潤三(パーカッション)
助演
  • 中世舞踏団
主催 東京音楽大学付属民族音楽研究所

参加方法

参加には、事前登録が必要です(先着150名)

Teketよりお申し込み
  • 当日発熱、風邪症状、体調不良のある方は、何卒ご来場をご遠慮ください。
  • ご来場の際には、場面に応じた適切なマスクの着用を行い咳エチケットなど予防にご協力ください。
  • 手洗い、手指消毒へのご協力をお願い致します。

講座内容

13世紀ガリシアの「ことば」と「音」が、時を超えて現代によみがえる――。
本講座は、中世抒情詩「カンティーガス」を歌と古楽器で再現するレクチャーコンサートです。
恋歌や風刺、聖母への頌歌などの多彩な作品を、中世楽器の響きで堪能していただきます。
歴史ロマンあふれる美しい旋律と言葉の世界を体感しましょう!

プログラム

エスコリアル T 写本から アルフォンソ10世賢王編『カンティーガス・デ・サンタ・マリア』CSM (聖母マリア頌歌集)
Madre de Deus, ora por nos teu Fill'essa ora. CSM 422
Quena Virgen ben servirá a Parayso irá. CSM 103
Quantos me creveren loarán a Virgen que nos manten. CSM 120

ビンデル写本から 吟遊詩人マルティン・コダックス作「カンティーガス・デ・アミーゴ」
Ondas do mar de Vigo, se vistes meu amigo.
Mandad’ei comigo, ca ven meu amigo.

シャーラー写本から 詩王ドン・ディニス作「カンティーガス・デ・アモール」
Pois que vos Deus, amigo, quere guisar.

グレゴリオ聖歌 Pange lingua gloriosi corporis mysterium

パンショリーニャ Panxoliña

ほか

中世・ルネサンス音楽ユニット TrouBour トルブール

トルブールは、中世の詩人兼音楽家トロバドールのように、音楽を新たに作りだす(Trobar)ことに焦点をおく。またフレームドラム(Tambour)の四つの基本的な音であり、古代ギリシャから中世、19世紀に至るまで、地球上の万物の根源と考えられていた四大元素でもある「地、風、水、火」の要素にも注目している。奏者や聴き手を巡る空間やサウンド、感覚感情の全てが共鳴し合い、音楽を一つの輪の中で融合させることが、このユニットの目指す世界観である。

講師:浅香 武和

著書に『吟遊詩人マルティン・コダックス』2015,『カンティーガス・デ・サンタ・マリアへの誘い』2024,『ビーゴ海の三人の吟遊詩人』2024,『シャーラー写本にみるディニス王のカンティーガス・デ・アモール』2025ほか。

会場地図