撮影 / 構成:石谷崇史
取材:兵頭千夏・後藤修身
ドキュメンタリー/2017年/日本/116分/ミャンマー語音声・日本語字幕
開催日程 | 2018年 5月 16日 |
場所 | 東京音楽大学J館スタジオ |
入場料 | 入場無料 |
申し込み | 予約不要。当日先着順のご入場となります。 |
定員 | 100名 |
「ミャンマー音楽文化講座」 16:30~17:30(16:00開場)
音楽ドキュメンタリー「チョーミン楽団が行く!」上映会 18:00~20:00
人と人とをつなぎ、精神を育てるミャンマーの伝統音楽「サイン(サインワイン)」の楽団に密着したドキュメンタリー映画の上映会です。
ミャンマー中部、アニャー地方の村で育まれてきた人と音楽との営み。楽器演奏者、踊り手、道化役者、観客が一体となって形成される芸能空間の魅力に迫ります。併せて、映画を制作した石谷崇史による「ミャンマー音楽文化講座」を開催。
伝統が重んじられるこの国で、西洋文化とも融合しながら独特の音楽シーンを築いてきたその過程を、地理、歴史、政治など様々な背景と照らし合わせつつ解説します。
撮影 / 構成:石谷崇史
取材:兵頭千夏・後藤修身
ドキュメンタリー/2017年/日本/116分/ミャンマー語音声・日本語字幕
環状の木枠の内側に調律された太鼓を複数吊り、叩いてメロディーを奏でる楽器、サインワインのほか、チーワイン(環状に並んだ小さなゴング)、マウンサイン(長方形の木枠に並べられた中型ゴング)、ネー(チャルメラ)、大小の太鼓、リングィン(シンバル)、スィーワー(拍子木)などが加わり、楽団を形成。全体を指して「サイン(サインワイン)」とも呼ぶ。得度、寄進式など仏教行事において用いられるほか、ザッポエ(大衆演劇)、ヨウッテーポエ(操り人形劇)、ナッポエ(精霊信仰の行事)などでも演奏される。
沖縄県石垣市出身。琉球大学法文学部史学科地理学専攻卒業。明治大学大学院文学研究科 地理学専攻博士前期課程修了。
学生時代、アジア地域のポップス、伝統音楽について執筆 活動を開始。1995-1998年、在インドネシア日本国大使館専門調査員。2005-2010年、NHKエンタープライズ中国プロジェクトのプロデューサーとして上海に駐在。2011-2014年、NHK語学講座番組ディレクター。
これまで手掛けた番組は、フジテレビ「Asia Bagus!」「アジアNビート」、NHK BS2「Asia Live」「新・真夜中の王国」、NHK Eテレ「テレビで中国語」「テレビでアラビア語」、NHK総合「ABUソングフェスティバル きゃりーぱみゅぱみゅバリ島へ」、NHKラジオ「ラジオ深夜便(「南洋音紀行」「Sound Essay」)」等。現在は中国瀋陽、ジャカルタ、東京、ヤンゴン、エルサレムを拠点に、ドキュメンタリー作品を発信中。