東京音楽大学付属民族音楽研究所

2019年度公開講座No.1

アンデスの楽器の世界
〜伝統を現代につなぐ〜

講座詳細

開催日程 2019年 4月 20日(土)15時開演
場所 東京音楽大学B館 Bスタジオ(1階)
入場料 入場無料
申し込み 予約不要。当日先着順のご入場となります。
定員 200名
後援 在日ペルー大使館、豊島区

講師:ルイス・デラカイエ Dr. Luis Alberto De La Calle Aramburú

ペルー生まれ。5才からケーナ(アンデスのフルート)とシク(アンデスのパンフルート)を演奏し、ペルーの教育省からケーナとシクの優秀な奏者として表彰され、世界各国で演奏活動を繰り広げている。また、デンマーク、コペンハーゲンの音楽アカデミーでフルートを学び、伝統的なインカの笛であるケーナを変化させたデラカイエ・ケーナフルートを開発し、スウェーデンのルンド大学から修士号を取得している。

その後、ジュネーブ大学でアンデス伝統の吹奏楽器と音楽に於ける古代文化の音楽教育につい ての研究を行い教育の科学(PhD)博士号を取得した。

日本のソニー・ミュージック、ビクターJVC ワールドサウンド、コロムビアレコ ードと契約しソロアルバムや、日本の作曲家、富田勲とKODO/鼓童との共演アルバムを制作し世界で発売されている。

プログラム

講演「現代社会におけるアンデスの伝統音楽ー伝統的な楽器と新しく作られた楽器を演奏することと教えることー」

  • 《 南風 Vientos del sur 》:バスト(パンパイプ・大)とマルタ(パンパイプ・中)
  • 《 葦のねもとへ Al pie del Carrizo 》:ケーナ、ケナーチョ(アルト・ケーナ)とクロマティック・アンデス・パンパイプ
  • 《 シクラメンのかほり Shikuramen 》:クロマティック・アンデス・パンパイプとデラカイエ・ケーナ・フルート
  • 《 コンドルは飛んでいくCondor Pasa 》:ケーナ、ケナーチョ、トヨ(パンパイプ・最大)
  • 《 オー、魚の姿のヴィシュヌよ Pralaya Payodhi Jale 》:ケーナ
  • 《 太陽の乙女たち Virgenes del Sol 》:ケーナ、マルタ、バスト

会場地図