東京音楽大学付属民族音楽研究所

2019年度公開講座No.4

中国伝統楽器の響き

講座詳細

開催日程 2019年 11月 12日(火) 18:30開演(開場は30分前)
場所 東京音楽大学池袋キャンパスB館 B500教室
入場料 入場無料
定員 先着200名
企画・制作 甲田 潤(民族音楽研究所専任研究員)

世界無形文化遺産に登録された楽器 ─古琴(七弦琴)の味わい
─古琴製作の未来に向けて─

文人の楽器として知られる古琴。

そもそも古琴とはどんな楽器なのか、どうやって作るのか、これからどうなって行くのか、古琴演奏家による演奏とともに解説します。

古琴製作家

張以秋
Zhang Yiqiu

司会進行

上原作和

古琴の演奏技法が二胡の演奏技法に与えた影響
─古曲 「陽関三畳」を例として─

二胡のレパートリーとして定着している「陽関三畳」ですが、もとは古琴の曲です。

古琴の演奏法がどのように曲に取り入れられているか、二胡と古琴の演奏を交えながら解説します。

  • 古琴の左手の技法─吟、猱、綽、注─の二胡の演奏における応用
  • 二胡版「陽関三畳」で使用される古琴の技法
  • 古琴の味わいを残しつつ二胡の特徴を活かす方法

二胡演奏と解説

劉継紅
Liu Jihong

古琴演奏と解説

余 明
Yu MIng

会場地図