的場裕子(日本女子体育大学名誉教授、ヴィーナー奏者)
東京藝術大学楽理科卒。民族音楽学専攻。故小泉文夫教授に師事。1972年タミルナード州立音楽大学留学。ヴィーナーを故Nageswara Rao氏他に師事。これまでチェンナイ、マイソール、バンガロールなどインド各地で演奏する。研究論文「南インド古典音楽で演奏されるラーガの現状について」音楽之友社、研究報告「Flexibility in Karnatic Music」国立民族学博物館などがある。日本女子体育大学名誉教授。
開催日程(対面) | 2022年1月18日(火)18:30-20:00 (17:45開場) |
開催日程(アーカイブ) | 2022年1月25日(火)〜2022年2月22日(火) |
場所(対面) | 東京音楽大学中目黒・代官山キャンパスC305教室 (東京都目黒区上目黒1-9-1 最寄り駅 東急東横・東京メトロ中目黒駅) 1F中目黒側守衛室前より入構してください。 |
参加費 | 無料 |
定員 | 先着40名(対面参加)、制限なし(動画アーカイブ視聴) |
参加には、事前登録が必要です
申込締切は2022年1月15日(火)24時です。
申込フォーム私どもではこの公開講座での感染防止を実施するため、最大限の感染予防と拡大防止のための対策を実施致します。
本公開講座は、国内ではまだまだ知られていない南インド古典音楽の第一人者の方々によるお話しと演奏です。その音楽の実際や楽器についてご紹介いただきます。 北インドの古典音楽が、西アジアの音楽との融合の歴史から生まれたのとは対照的に、南インドの古典音楽はより古い性質を残していると言われています。器楽で演奏する音楽も、歌のレパートリーが多いのも特徴です。旋律の規則ラーガ、リズム周期ターラを用い、あらかじめ「作曲された」部分と、即興的に展開する部分があります。
インドの弦楽器全般を指す名称ですが、南インド古典音楽(カルナータカ音楽)の代表的楽器としては、サラスヴァティー・ヴィーナーとも呼ばれます。北インドの代表的弦楽器シタールに比べて、深い音色が特徴です。
古代よりインドで使われている両面太鼓のひとつです。北インドではタブラー・バーヤーンが伴奏楽器として使われるようになりましたが、南インドではこの楽器が使われます。本日は、この他に口琴(モールシン)もご紹介いただけます。
東京藝術大学楽理科卒。民族音楽学専攻。故小泉文夫教授に師事。1972年タミルナード州立音楽大学留学。ヴィーナーを故Nageswara Rao氏他に師事。これまでチェンナイ、マイソール、バンガロールなどインド各地で演奏する。研究論文「南インド古典音楽で演奏されるラーガの現状について」音楽之友社、研究報告「Flexibility in Karnatic Music」国立民族学博物館などがある。日本女子体育大学名誉教授。
2003年より渡印を重ねながら、インド・チェンナイにてPadma Bhushan T. H. Vikku Vinayakram氏の元で南インド古典音楽(カルナータカ音楽)のパーカッションを学ぶ。また、師の監督の元、兄弟子にあたるN. Ramakrishnan氏よりムリダンガムの演奏法、R. Raman氏よりモールシンの演奏法の指導を受ける。2007年、音楽学校Sri Jaya Ganesh Tala Vadya Vidyalayaを優秀な成績で卒業。以来、ヴァイオリン奏者Prof. T. N. Krishnan氏やダンサーShobana氏の伴奏をはじめ、日印両国で演奏経験を積む。2016年、東京にてVinayakram School of South Indian Percussionを開設。