東京音楽大学付属民族音楽研究所

2022年度公開講座No.5

ウクライナの音楽伝統の広がり
ーウクライナの歌姫オクサーナ・ステパニュックさんを迎えてー

講座詳細 / Detail

開催日程 2023年3月31日(金)18:30 (18:00開場)
場所 東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパス TCMホール
参加費 無料
定員 先着300名

参加方法

参加には、事前登録が必要です(先着300名)

定員に達しましたためお申し込みを締め切らせていただきます。沢山のお申し込み誠にありがとうございます。

  • 当日発熱、風邪症状、体調不良のある方は、何卒ご来場をご遠慮ください。
  • ご来場の際には、場面に応じた適切なマスクの着用を行い咳エチケットなど予防にご協力ください。
  • 手洗い、手指消毒へのご協力をお願い致します。
  • 客席は自由席ですが、途中でのお席の変更はご遠慮ください。

講座内容

ウクライナでは、とても美しい形をした大型の弦楽器バンドゥーラの音楽など、さまざまな伝統音楽が発展してきました。
一方で、バレエやオペラなども、ヨーロッパの舞台芸術の最高峰の一角をしめています。

このようなウクライナの音楽伝統の広がりを、バンドゥーラ奏者でありコロラトゥーラソプラノとして大活躍のウクライナの歌姫オクサーナ・ステパニュックさんをお迎えして、その魅力を味わう講座です。

出演

オクサーナ・ステパニュック(お話と演奏)

1998年 ウクライナ民族楽器コンクール優勝。2002年 国立ウクライナ・チャイコフスキー音楽院声楽科、及び器楽科を首席にて卒業。2009年 第6回ブルクハルト国際音楽コンクール最高位。2010年 第12回万里の長城杯国際音楽コンクール優勝。2011年 芸術分野におけるウクライナ功労賞を受賞。2014年 第3回 FUGA国際音楽コンクール 金賞・グランプリ受賞ほか、コンクール優勝多数。

2013年 藤原歌劇団公演、ヴェルディ「仮面舞踏会」のオスカル役をはじめ、2023年までに藤原歌劇団や日生劇場公演などにて、「ラ・ ボエーム」のムゼッタ、「椿姫」のヴィオレッタなど、多数出演。2019年 7月、アジア連合の親善広報大使賞 受賞。2021年11月には日生劇場公演ベッリーニ作曲オペラ「カプレーティ家とモンテッキ家」にてジュリエット役を好演、絶賛を浴びる。2022年 BSテレ東「おんがく交差点」出演。2022年12月 サントリーホールでのオペラ紅白歌合戦に特別ゲストとして出演。

現在、藤原歌劇団正団員、日本オペラ協会所属。主なレパートリーは、ヴェルディ「椿姫」「リゴレット」「仮面舞踏会」、ハイドン「天地創造」、ドニゼッティ「愛の妙薬」「ランメルモールのルチア」、モーツァルト「魔笛」「レクイエム」、フォーレ「レクイエム」、プッチーニ「ジャンニ・スキッキ」「ラ・ボエーム」J.シュトラウスII「こうもり」、リムスキー・コルサコフ「クザールの結婚」、ヘンデル オラトリオ「メサイア」、ベートーヴェン「交響曲第9番」ソリスト等。カール・オルフ「カルミナ・ブラーナ」、モーツァルト「大ミサ曲ハ短調K427(K417a)」のソリストとしても出演。レパートリーは、ウクライナの作曲家をはじめ、1000以上の世界的に有名な作曲家による作品で構成されている。現在、最も実力、人気ともに供えたコロラトゥ–ラ ソプラノ、オペラ歌手として活躍している。

比留間 千里(ピアノ)

武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業。同大学院音楽研究科ピアノ専攻修了。福井直秋奨学生。中島征矢子、高橋高子、竹尾聡子、小島久里、ヤン・ホラーク、アンドル・フォルデスの各氏に師事。伴奏法をヤン・ホラーク、クリスティアン・ドゥ・ブロインの各氏に師事。在学中より演奏活動を始める。現在、主に声楽、器楽の伴奏を中心に活動している。第11回チェコ音楽コンクール声楽部門に於いて最優秀伴奏賞受賞。第7回オペレッタコンクールに於いて審査員特別奨励伴奏者賞受賞。第1回バーゼル国際声楽コンクールに於いて伴奏者賞受賞。2021年8月には白寿ホールにてソロリサイタルを開催。

会場地図