東京音楽大学付属民族音楽研究所

2023年度公開講座No.2

馬頭琴と尺八の対話
ー音色の試みー

講座詳細 / Detail

開催日程 2024年2月27日(火)18:30 (18:00開場)
場所 東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパス TCMホール
参加費 無料
定員 先着300名(事前申込、先着順)

参加方法

参加には、事前登録が必要です(先着300名)

終了しました。

  • 当日発熱、風邪症状、体調不良のある方は、何卒ご来場をご遠慮ください。
  • ご来場の際には、場面に応じた適切なマスクの着用を行い咳エチケットなど予防にご協力ください。
  • 手洗い、手指消毒へのご協力をお願い致します。
  • 客席は自由席ですが、途中でのお席の変更はご遠慮ください。

講座内容

それぞれのバックグラウンドを持つ楽器・奏者の組み合わせによって生まれてくる「音楽の対話」を中心にする講座である。馬頭琴と尺八の共演は、稀有であり、そのための編成に書かれている曲は存在しない。それぞれの楽器の特徴を活かして、新しい音の世界を創り出す試みをする講座である。

出演

賽音吉雅(Sen Jiya)

馬頭琴奏者・東京富士大学准教授。
内モンゴル生まれ。2000年来日。
現在は演奏活動に加え、TV番組、映画、アニメ、ゲーム、舞台音楽のテーマ曲などの演奏、作曲を手掛ける。代表的な演奏作品は日本/モンゴル合作映画「蒼き狼地果て海尽きるまで」において、馬頭琴演奏で劇中曲を担当、NHK『ほっと・アジア』エンディングテーマ、フジテレビ『踊る大捜査線 THE LAST TV』に出演、TVアニメ「アンゴルモア元寇合戦記」の劇伴にて演奏。2020年全国小学校向け国語のデジタル教科にて馬頭琴を演奏。2022年監督として映画「草加煎餅物語」制作。

渕上ラファエル広志(Rafael Hiroshi Fuchigami)

ブラジル出身。カンピーナス州立大学芸術学部でフルートを専攻した後、尺八に転向し、同大学大学院で修士号を取得。2013年、São Paulo Research Foundation のスカラーシップにて、日本に半年間の留学。2015年には、日本財団より5年間の奨学金支給を受け、再来日。尺八を柿堺香、菅原久仁義の両氏に師事し、横山勝也師の古典本曲及び琴古流を習得。2020年、東京音楽大学大学院博士後期課程にて尺八の研究で博士号を取得。2021年より、鹿児島地方の古楽器である天吹を白尾國英に師事。現在、同大学付属民族音楽研究所特任研究員。2021年度、2023年度「カワイサウンド技術・音楽振興財団」研究支援受賞。2023年度「花王芸術・科学財団」研究支援受賞。日本音楽集団団員。天吹同好会会員。Japan Shakuhachi Professional-players Network (JSPN)会員。

虫明知彦(Tomohiko Mushiake)

東京学芸大学卒業、同大学大学院音楽コース修了。東京音楽大学大学院伴奏科修了。現在、東京音楽大学大学院博士後期課程在籍中。
ピアノを庄野啓子、野澤啓子、石橋史生、藤原亜美、播本枝未子、伴奏法を土田英介、水谷真理子、山洞智、御邊典一の各氏に師事。
2017年度東京音楽大学甲種奨学生。ACJ第5回日本ピアノ歌曲伴奏コンクール第2位。AIEN(仏:ニース)伴奏ディプロマ取得、選抜コンサート出演。
現在は博士課程にて研究、声楽の共演ピアニストとして活動の他、後進の育成にも努めている。
東洋大学文学部教務課ピアノ指導員。
日本フォーレ協会会員。日本セヴラック協会会員。東京二期会フランス歌曲研究会ピアノ会員。

会場地図