小杉真貴子
新潟県三島郡越路町(現長岡市)出身
地元の故松本政治氏に師事し、新潟県民謡を主に研鑽。19歳で上京し、故初代藤本琇丈氏の内弟子となる。翌年、新潟県民謡「佐渡おけさ」でビクターレコードより歌手デビュー。以後、第一線の民謡歌手として日本全国はもちろん、イギリス・フランス・アメリカなど海外のステージや、テレビ・ラジオ等多数出演し活躍する。平成5年にキングレコードへ移籍後もそれまでと同様民謡や歌謡曲等シングル・アルバムとも多数発表しており、その成績により表彰されている。また、平成22年の明治座公演では、唄だけでなく芝居にも挑戦し、好評を博した。民謡界における功績により、平成29年には、公益財団法人日本民謡協会より最高位の「民謡名人位」を受章。自身が主宰する『米谷会』で、全国の弟子の指導にも力を入れている。