東京音楽大学付属民族音楽研究所

2026年度民研フォーラム 第9回

モンゴル伝統音楽とその変容― ホーミーと伝統楽器の新たな表現体系 ―

プログラム詳細

開催日程 2026年4月23日(木)19:00~
場所 東京音楽大学池袋キャンパスA200
参加費 無料・要申込
講師 Delehei デリヒ
企画 渕上ラファエル広志
監修・進行 島田圭一(伝統文化コーディネーター)
問合せ先 東京音楽大学付属民族音楽研究所
Tel: 03-3982-2136
minken@tokyo-ondai.ac.jp

講座内容

本フォーラムは、モンゴル伝統音楽の現代における変容を扱うものである。ホーミー(喉歌)の歌唱、および馬頭琴(morinkhuur)、シュダルガ(shudraga)、口弦琴(amankhuur)、モドンチョール(modonchor)といった伝統楽器の実演と解説を通じて、モンゴル音楽文化の基本を理解し、講師のDelehei氏による、伝統楽器の新たな扱い方に触れることで、伝統音楽・楽器の現代社会における新たな表現と変容という、世界音楽に共通する課題について検討する

Delehei デリヒ

ニークな音楽スタイルと多才なパフォーマンスで評価の高い、内モンゴル出身の国際的アーティスト。馬頭琴、ホーミー、ショドルガ、弓矢琴、モドンチョールなど、モンゴル民族で長年継承されてきた民族楽器を駆使し、独特の演奏技法で民族音楽とロックを融合させた新たな音楽に挑戦している。

楽器ループ・ステーションでの豊かな表現力と、魂のこもった歌声と演奏で「一人バンド」として活動。これまで、モンゴル、中国のみならず、世界各国で数百を数えるパフォーマンスを披露。今、最も注目を集めているミュージシャンの一人である。

2001年、民族音楽とロックを融合させた「モンゴルバンド」を結成。一世を風靡する。

2006年には、中国・中央テレビで「グランプリ」受賞。

その後、サウンド・リミックスのテクニックを習得するため、2008年から4年間、日本に留学。

そして、独特の「一人バンド」スタイルを創案し、日本ツアーを敢行。民族楽器やホーミーの魅力を伝える音楽活動を行った。

2014年には、アルバム「デリヒI」を発表。日本でもリリースし、大きな話題となり、好評を博した。

2015年、ピーター・バラカンがプロデュースする「LIVE MAGIC 2015」(東京・恵比寿)に出演し、多くの日本のファンを魅了した。その後、アメリカ、日本、ドイツ、韓国など、8つの国と地域でグローバル・ツアーを行い、ヨーロッパ・ツアーでも大成功を収めている。

2013年、トゥバ共和国の「国際ホーミーコンテスト」で「最優秀パフォーマンス賞」受賞。

2020年、「ヨーロッパ世界音楽選手権」で「銀賞」及び「世界アーティスト賞」獲得。

2023年には「アジア国際民族芸術祭」で「最高栄誉金賞」を受賞するなど、多くの国際的な栄誉を受けている。また、2024年には「国際文化の模範人物」にも選抜された。

現在も世界各国で精力的にパフォーマンスを行い、楽曲制作にも積極的に取り組みつつ、常にジャンルを超えた、オリジナル音楽の創出にチャレンジし続けている。

会場地図