東京音楽大学付属民族音楽研究所

民族楽器入門講座「のどうた(ホーメイ)」

開講日 準備中
時間 19:45〜20:45
曜日 月曜日
受講料 12,960円(税込)
定員 15名

講座紹介・演奏動画

講座内容

モンゴル国の「ホーミー」、トゥヴァ共和国の「ホーメイ」、アルタイ共和国の「カイ」などアジア中央部の特殊な歌唱法「喉歌(のどうた)」は、一定の音程の声から口腔を共鳴器として使うことにより、特定の倍音を強調し、あたかも一人で二つの音程を出しているかのように聞こえます。その不思議にせまります。もちろん実技も。

講師:直川 礼緒(ただがわ れお)

1959年金沢出身。1984年タンザニア・ドドマ地区の村に住み、ゴゴ族の大型親指ピアノ「イリンバ」を習得。日本口琴協会代表、国際口琴協会理事。ロシア連邦サハ共和国をはじめ、ノルウェー、オーストリア、アルタイ共和国など口琴フェスティバルや民族音楽シンポジウムに参加。口琴奏者招聘公演の企画・制作も多数実施。2011年第7回国際口琴大会(サハ共和国)コンテストで、9名の「世界口琴名人」の一人に選ばれる。CD:「西比利亜 発 電脳空間 行」(2011)、著作:「口琴のひびく世界」(2005)など。

のどうた(ホーメイ)とは

喉を詰めた発声から生じるフォルマントを利用した、笛のような音などを特徴とする声で、日本ではモンゴル国のホーミーやトゥヴァ共和国のホーメイが有名です。