東京音楽大学付属民族音楽研究所

民族楽器入門講座「リズム・エヴォケーション」

開講日 準備中
時間 19:15~20:30(1st)
20:45~22:00(2nd)
曜日 木曜日
受講料 12,960円(税込)
定員 15名

※本講座は特定の民族楽器演奏技術を習得するものではなく、各自に内在するリズムを呼び起こす(Evocation)ことを目的としています。

講座の様子

講座内容

1st

お辞儀や挨拶、立つ座るなど日常生活の所作から、生きること総てに人それぞれに持つリズム感が溢れています。でもそれは普段の何気ない生活の中で、人に正しく思いを伝えられる発声や、人をワクワクさせるリズム感など、忘れがちになってしまうことも多いのです。

本来身近である民族楽器に触れながら、心からの振動を打ち振るわせるのに最も適している打楽器を中心に、リズムの本質を問い、その楽しさの中に前向きな発想、パワーの根源とは何かを体験して頂きます。

2st

様々な打楽器やピアノ、歌などの演奏をとおして、日本を代表する打楽器奏者有賀誠門の提唱する「上の発想・下の発想」という、長くNHK交響楽団の主席Timpanistを務めた講師の経験を元にした、やや専門的な音楽観を学んで行きます。

講師:有賀 誠門(あるが まこと)

幼少よりヴァイオリンとピアノを学ぶ。東京藝術大学打楽器科卒業。NHK交響楽団主席打楽器奏者として18年間活躍する傍ら、ソリストとしてN響、東フィル、都響、読響などと多数協演。打楽器音楽や現代音楽の初演を数多く行い、ロシア・ヨーロッパ・アメリカ・東南アジアなどでも活躍。東京藝術大学と東京音楽大学の教授として長年後進の指導にあたる。国際コンクール審査員・指揮者・プロデューサーとしても活躍。各地でリズムセミナーを実施。最近、音楽療法の分野での活動も多く、ダウン症の子供達との協演も行う。